網もち病

網もち病 Exobasidium reticulatum
葉にのみ発生します。
越冬は樹上の病斑内で菌糸の形で行われ、翌年病斑上に担子胞子を形成し風により飛散感染します。秋芽の多発園では、枝の枯死や落葉による芽の充実が損なわれ、翌年の収量が激減するため大きな被害となります。
菌の生育温度は10-26℃で、最適温は22℃前後です。担子胞子の形成には19-25℃、100%に近い湿度か葉が濡れている状態で良好となります。
感染時期は、秋に感染して5-6月に形成された担胞子による二番茶芽感染と、二番茶芽に感染発病した病斑から飛散した担胞子による秋芽感染と2回あります。特に、二番茶芽収穫時に発生が見られた園や、三番茶の収穫を行わない園では、定期的な秋芽の防除が重要となります。
発病初期は、黄緑色の小点で、次第に葉脈に沿って網目状に拡大し、その後、条線上に白い子実体が形成され葉裏全体が白色となります。発病までの潜伏期間は30日以上と長く、病葉が見えてからの薬剤防除では効果がないため、展葉初期から定期的に薬剤散布を行います。
有機質の投入を行い樹勢を整えると同時に、発芽初期~展葉期に定期的な薬剤散布を行います。

 

 
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