ホモプシス腐敗病

ホモプシス腐敗病 Phomopsis sp
果実、枝に発生します。
樹上の罹病枝や罹病果梗で柄子殻を形成して越冬し、4月下旬頃(落花10日)から柄胞子を放出し飛散伝染します。柄胞子の飛散は10月頃まで長期間に渡り継続します。病原菌の生育適温は10-35℃と幅広く、25-30℃の高温で生育が旺盛になります。果実への感染は6月頃の幼果から収穫直前までの長期間に渡りますが、降雨の多い6-7月に多く感染します。潜伏期間が長く収穫直前から輸送中や店頭で発病することも多くあります。
果実では、果面の一部に褐色のややくぼんだ円形の病斑ができ、その後、拡大して中央部に黒色の小粒点(柄子殻)を形成します。病斑部分は軟化し健全部分ときれいに分離するので、灰星病など他の果実腐敗病と容易に判別できます。
前年の多発園では枝枯れ病斑を剪除し、雨の多い年に発病が多くなるので、散布間隔を空けないように灰星病との同時防除を行います。

 

 

 

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