訪花昆虫
訪花昆虫
ミカンの花は各種の昆虫が集ります。甲虫類は鋭い爪を持っていて、花の子房に掻き傷を付けると、それが果実の肥大と供に拡大して、果皮に大きな瘢痕を作ります。
開花初期に薬剤散布するのが効果的ですが、ミカンの花にはミツバチなど花粉媒介昆虫も来るので、周辺の養蜂に被害を与えないよう注意しなくてはなりません。
コアオハナムグリ、ヒメヒラタケシキスイなどが主な種です。いずれも訪花性の蜂や蝶と同じく花の時期だけ蜜柑園に現れます。
コアオハナムグリ(小青花潜) Oxycetonia jucunda
緑色で金属光沢があり、白い斑点がある体長10mm程の甲虫で、幼虫は他のコガネムシ類と同じく地中の腐植質を摂食します。
ヒメヒラタケシキスイ(姫扁芥子木吸) Epuraea domina
赤褐色の小判形、4mm程度の甲虫で、生態は良くわかっていません。晩柑類で被害が大きい
ので注意が必要です。