カイガラムシ類
ウメシロカイガラムシ(梅白介殻虫)
Pseudoaulacaspis prunicola
ウメをはじめモモ、サクラなど各種のバラ科樹木に寄生する他、キンモクセイなどにも寄生する。
雌成虫は2mm程の白色円形の介殻を被っている。中の虫体は橙色。樹幹や枝に寄生し、葉には寄生しない。
雄は1mmほどの微小な白色楕円形で群棲して粉を吹いたような状態で枝に寄生する。雄成虫は翅があり、雌のところに移動して交尾する。雌は動かずに介殻の下に産卵する。
孵化幼虫は分散して生育の良い枝に移動して定着する。年2-3回発生し、抱卵した雌成虫で越冬する。
多発を放置すると樹勢が低下し、枝枯れから全体が枯死する場合もある。
クワシロカイガラムシ(桑白介殻虫)
Pseudoaulacaspis pentagona
ウメシロカイガラムシと酷似し、肉眼では見分けがつかず、長い間混同されていた。
寄生状況、生態などもほとんど同じである。
ウメをはじめモモ、サクラなど各種のバラ科樹木の他、カキ、チャ、クワ、ケヤキ、ヤナギなど広範な種類の樹木に寄生する。