ミカンハダニ
ミカンハダニ (蜜柑葉蜱) Panonychus citri
雌成虫は0.4mm程度の深紅色の卵型で、長い体毛と8本の脚は淡紅色。ミカンの他、ツゲなどの常緑樹で周年発生し、ミカンでは盛夏を挟んだ晩春と初秋に盛んに増殖して年十数世代を繰り返します。また、夏以降にナシなどの落葉樹にも移動して繁殖しますが、休眠性がないため、落葉樹では越冬できません。
葉や果実表面から吸汁するので、表面組織に微細な脱色斑が多数でき、白っぽくなります。
光合成が阻害されて生育や果実の肥大登熟が妨げられるほか、多発すると早期落葉から樹勢を大きく損なうことになります。
薬剤抵抗性の発達が著しく、使用薬剤の選定、ローテーション散布など抵抗性発達回避に注意する必要があります。