もち病

もち病 Exobasidium vexans
新茎、葉柄、葉に発生します。
越冬伝染源は、芽の組織表面に分生子が付着した状態で行われ、一番茶が展葉する前に感染し発病します。一番茶で発生が多い場合は、二番茶萌芽時の防除が重要となります。秋芽での発生が見られる場合は、翌年の発生を防ぐためにも薬剤防除が必要です。
古い葉には侵入出来ず、展葉開始直後から柔らかい葉においてのみ感染します。生育適温は16-28℃で、担子胞子の発芽最適温度は20-25℃、100%に近い湿度か葉が濡れている状態が、本病の発病にとって良好となります。
感染から10日前後で発病する為、一番茶では下位葉1-3葉で見られます。二次伝染は、病斑上に形成された担子胞子が風により飛散し、伝染を繰り返します。感染から発病までのサイクルが短い為、摘採までに2度の感染期間となる場合もあります。梅雨期や秋季に雨が多い場合や、高温時には越夏するが、冷涼な夏では秋に発生が多くなります。
葉での病斑は、中肋を中心としてもち状に膨らみ、表面に白い担子胞子を形成します。
萌芽前の予防散布では銅剤などの保護剤を使用し、発病が見られる場合はDMI剤を使用します。

 

古い病斑

 

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