苗立枯苗
苗立枯苗 Rhizoctonia solani
播種後本葉2-3葉期の生育初期で発生し、地際部から発病し暗褐色のくびれた病斑を生じ倒伏します。野菜類の立枯病は、本菌の他にピシウム菌やフザリウム菌、アルタナリア菌など多くの病菌が関与しています。トマトと同様、なす、メロン、キャベツ、ほうれんそうなども同じリゾクトニア菌により立枯を起こします。
罹病植物の残渣と共に菌糸や菌核が土壌中に残ることにより土壌伝染し発病します。菌核に生じた担子器から担子胞子が飛散し感染することもありますが、菌糸が直接感染し発病するのが一般的です。多湿条件では気中菌糸を生じて感染することもあり、圃場全体に急速に蔓延することも多くあります。生育適温は24-30℃で高温多湿で発病します。
感染を抑えるには、苗床には汚染のない土壌を用いるか、土壌消毒を行います。また、未熟堆肥などの有機物の投入や過潅水を避けるとより効果的です。