オオタバコガ

オオタバコガ(大煙草蛾) Helicoverpa armigera
海外ではワタの大害虫として知られていますが、他にも各種の野菜を加害します。
成虫は15mm程度の黄色に褐色の帯のある、静止時は三角形の蛾で、飛び回りながら卵を一粒ずつ産み付けるので、幼虫は分散して発生します。
幼虫は終齢で40mm程度の褐色ないし緑色で、体側に黒の波模様がある棒状です。葉や花、果実を食害しますが、葉腋から茎内の髄質を齧ったり、トマトやピーマンでは果実内に入り込み中の若い種子を食べる性質があります。この場合、最初から中の種子を狙って、小さく丸い通れるだけの穴を開けて中に入り込んでしまいます。中身を食い尽くすとまた穴を開けて脱出し、他の果実に移ります。地中に浅く潜って蛹化します。蛹で越冬し年3-5回ほど発生します。
幼虫が植物内に食い込むため薬剤がかかりにくい上、各種の殺虫剤に対して薬剤抵抗性を発達させていて、他のヨトウムシ類などに有効な薬剤でも効かない場合があります。

 

 

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