センチュウ類

サツマイモネコブセンチュウ(甘藷根瘤線虫) Meloidogyne incognita
幼虫は微小な糸状で、成熟した雌成虫は0.5mmの白色の袋状、雄成虫は0.8mm程度の糸状で、大型の口針を持っています。
ネコブセンチュウは、他に数種の近縁種がありますが外見では見分けはつきません。
サツマイモの他に、ナス科、ウリ科、ニンジン、オクラなどの被害が大きく、その他にも果樹をはじめ多数の植物に寄生します。
雌成虫が地中に数百の卵が入った卵塊を放出します。卵は地中で孵化するが卵の中で休眠2期幼虫となります。幼虫は寄主植物の根が近くにあると活動を始め、卵から脱出して根に侵入します。幼虫は、根に侵入すると植物の組織を肥大させ、そこから栄養を摂取するので、その場所に1-2mmのコブができます。センチュウの生長とともにコブは更に肥大し、多数ある場合は互に融合して塊状になり、細根が出なくなって機能を喪失させます。1世代1ヶ月ほどで年数世代繁殖を繰り返します。被害株は、根の機能低下により葉が萎凋黄化して衰弱し、連作による高密度化から重症に至った場合などは、早期枯凋に至り大幅な減収をもたらします。

サツマイモネコブセンチュウによる被害
左;初期、右;甚被害

 

 

サツマイモネコブセンチュウ雌成虫
ネコブセンチュウは、会陰紋の形で分類します(写真右)

 

 

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