白腐病
白腐病 Coniella castaneicola
枝、果実に発生します。
越冬は病枝や罹病果実内の柄子殻で行い、5月頃より柄子殻より生じた柄胞子が雨滴により飛散して感染し、第一次伝染となります。二次伝染は、果房や枝に発病した病斑上に形成された柄胞子により伝播感染します。枝や果穂に傷があると侵入し易くなるので、台風の通過後などで風傷ができた場合に、発生が多くなる傾向があります。生育温度は10-35℃と幅広く、発病適温は25-30℃と高温を好みます。菌の侵入には、水滴か高い空気湿度が必要で、果面が濡れている状態が続くと発生が多くなります。果梗や穂軸での初期発病は、はじめに淡褐色の斑点ができ、その後、拡大して白い小粒点を一面に生じます。感染した果粒は基部から灰褐色となり、果面全体が白みをおびて変色します。
高温多湿で発生が促進されるので、密植を避け排水を良くすると発生を低く抑えられます。また、傷口により感染が助長されるため、できるだけ傷をつけないような作業管理を行い、予防的に薬剤散布を行うと有効です。