すす点病
すす点病 Zygophiala jamaicensis
新梢、葉、果梗、果実に発生します。
多犯性の病菌で、果樹類のほかアラカシやネムノキ、タケなどワックスのある野生植物の殆ど全てが寄主植物となります。越冬は小黒点の菌核様の組織で、ぶどうの結果母枝や野性の寄主植物で行われます。晩春に好適気象条件になると、病斑上に分生子柄や分生子を多数形成し、空気伝染により拡大します。生育適温は10-25℃で、5℃以下や30℃以上では生育できません。野生植物では5月中旬頃から見られますが、ぶどうでは6月中旬頃より発生します。果実を腐敗させたりすることはありませんが、果粉を消失させ、果実表面に小黒点が付着することにより、商品価値が低下します。
薬剤散布はもとより、感染源となる圃場周辺の樹木を伐採し、過繁茂にならないように管理します。